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マンション暮らしのかた要注意!外壁工事とゴキブリの出現頻度の関係とは

マンションにゴキブリが出る、と言う悩みを抱えている方は珍しくありません。

ゴキブリは建物の開口部やちょっとした隙間から侵入してきます。

 

特に、外壁に問題がある時にはゴキブリが発生しやすいので要注意。

今回は、マンションで快適に暮らすために知っておきたい、ゴキブリ対策と外壁工事の関係を紹介します。

 

1.マンションにゴキブリが出る理由

マンションも低層階だと、普通の民家と条件は大きく変わりません。

ゴキブリは壁登りや狭い隙間を潜り抜けるのが上手なので、築浅物件でもお構いなしに入ってきます。

 

しかも、ゴキブリは高層階にも出現します。

一般的にマンションの高い階層には虫が出にくいと言われますが、ゴキブリは例外のようです。

 

どうやら下の階層で繁殖したものが、上へ上へと移動してくると考えられます。

このようにゴキブリがマンションに入ってくるのは、人間の住まいが彼らの生態に適している環境にあるためです。

 

ゴキブリは適度な湿気と暑すぎず、寒すぎもしない環境を好みます。

更に、人間が居住している建物には食べ物も水もありますし、彼らが身を隠して、安全に営巣するためのスペースも沢山あるのです。

 

人間の好む住環境に、非常に良くマッチした習性を持っていると言えます。

しかも、通常のマンションは戸建て住宅よりも外気温の影響を受けにくいため、ゴキブリにとってはかっこうの住まいになりかねません。

 

このため、古めの物件だと既に住み着いており、知らずに引っ越した時には、毎日のようにゴキブリがでるケースもあるでしょう。

新築でも油断はできず、注意が必要です。まだ人間が住んでいないような新築物件は、ゴキブリにとっては天敵不在の状態になっています。

 

よって、人間が入居するより早く営巣している可能性もあるわけです。

 

2.外壁工事がゴキブリに関係する理由とは

ゴキブリは家の外壁を登るのがとても得意です。

通常の戸建て住宅はもちろん、マンションでも5階以上の部屋まで、外壁を登って侵入することもあります。

 

ここで要注意なのが、外壁に穴や隙間があるケース。特に古めのマンションで外壁にトラブルが生じていると、そこからゴキブリが侵入してくるわけです。

隙間が数ミリメートルでもあれば、充分に侵入できるため注意が欠かせません。

 

また、ゴキブリは先述の通り、湿気を好みます。もし外壁に亀裂やひび割れなどのトラブルがあったとしましょう。

そこからは雨水がしみ込んでくると、部材や部屋を湿気させてしまうわけです。

 

そうなるとゴキブリにとっては好都合ですから、彼らが住み着く可能性はグンと高まります。

対策のためには、外壁工事をしっかりと検討することがおすすめです。

 

定期的に塗装をやり直せば外壁は長持ちします。もしも、亀裂やひび割れを見つけたら、早めに外壁工事の修理を依頼しましょう。

長い間、外壁のメンテナンスをしていない場合には、一度、専門業者に点検を依頼しておくと安心です。

 

3.マンションでのゴキブリ対策は包括的に

もし、マンションにゴキブリが住み着いているか、その恐れがあるのなら、色々な方法を組み合わせ、包括的に対策を行いましょう。

特に今いるゴキブリを駆除することと、新たな個体の侵入を予防することが大事です。

 

駆除だけだと新しく入ってきますし、侵入防止だけだと、今いるゴキブリが繁殖してしまいます。

対策としては、燻煙剤やトラップ、ベイトと呼ばれる置き餌を利用して駆除します。

 

これに加えて、排水管を見直したり、エアコンのホースを通すための開口部を塞いだりなど、侵入防止対策を検討しましょう。

もちろん、日ごろから丁寧に掃除するのも効果的です。

 

このような対策でもイタチごっこになる場合は、リフォームを検討すると良いでしょう。

室内をリフレッシュできる他、機能性の高い資材を使えばゴキブリ対策にも効果が期待できます。

 

まとめ

マンションの外壁工事とゴキブリの関係について紹介してきました。

基本的に高層階は虫が出にくいと言われますが、ゴキブリが相手だと油断はできません。

 

今既に悩んでいる時はもちろん、まだ遭遇していない時にも対策が大切。

外壁のコンディションはゴキブリの侵入に影響するため、この機会に一度、点検や修繕を考えてみてはいかがでしょう。