新築時には美しい外壁にも耐用年数があるため、やがて外壁工事をする時がやってきます。
物理的に見た外壁塗装の耐用年数としては、およそ10年から20年くらいが一つの目安です。
しかし新築直後であるなら外壁材として、もっと長い30年くらい持つタイプもあります。
丈夫に見える外壁にもやがて外壁工事が必要な時期が来る
外壁材は半永久的なものではなく他同様耐用年数があり、外壁工事も視野に入れて目安を把握しておくと良いでしょう。
目処としては20年から40年くらい、塗装を施すことになる下地材は、いつまでも持ちこたえられるわけではありません。
耐用年数のある下地材は交換が必要なことも、サイディングやモルタルなどの外壁のための下地材があります。
メンテナンスで行う外壁工事の塗装は10年を目安に行い、交換目安は20年から40年くらいといったところです。
外壁塗装も必要になりますが、他の部位にもそれぞれに耐用年数はあります。
一見すると建物の外壁は見た目もまだきれいで、ヒビはあっても目立たないなら、外壁工事に踏み切る必要もないと考えるかもしれません。
しかし外壁工事専門の業者からの指摘を受けたら、外壁工事による塗装を検討し始めることでしょう。
ある程度まとまった費用になる工事だけに、即決で外壁工事に踏み切ることはできません。
外壁塗装がゆっくりと劣化するのは自然であり、紫外線や雨風などが大きな原因となり劣化は進みます。
建物の下地はダメージも手伝って塗装表面も薄くなるので下地は見えてくるわけです。
耐用年数を迎えた外壁は屋根と同時に外壁工事の塗装をするべき？
大体の外壁工事を行うための耐用年数を把握することは大切ですが、外壁塗装を焦ってすることもありません。
工事が必要になる時期はやがてやってきますが、耐用年数というのは一つの目安です。
まとまった費用が発生をするため、リフォーム業者などに相談をして、詳しい解説を聞いてから検討をしても遅くはありません。
部分的な小さい劣化にはプチ工事を必要とすることもありますし、塗料はやがて劣化して剥がれるため、外壁と一緒に屋根の塗装をすることもできます。
同時では費用面の負担が大きくなりそうですが、実際の外壁工事はそうでもありません。
むしろ同時に外壁工事の塗装を屋根と外壁にした方が、費用面は安く済むためです。
ネット検索をすると外壁工事関連の記事が多数ヒットしますが、外壁と屋根を一緒に塗装することで、費用がセーブできる記事も見受けられます。
把握すべき外壁工事の耐用年数はあくまでも必ずではなく目安
多数の外壁工事を経験してきた外壁工事専門業者は、外壁や屋根の状態を見て本当に工事が必要かどうかの判断ができますし、リフォーム業者によるアドバイスは助かります。
外壁塗装には耐用年数があるものの、気象条件に加えて建物のある場所などの条件により違いはあるものです。
日当たりの良い建物は住む人にとっては快適ですが、紫外線もその分浴びるので劣化の急ピッチは避けられません。
逆に太陽の日差しが当たらない建物は、湿気の影響を強く受けてコケやカビが塗装面に発生してしまいます。
目立つのは外壁に付着した汚れだけにとどまらず、カビやコケなど湿気の多さで腐食も加速させる良くない条件です。
交通量の激しい場所の建物は汚れも激しく、建物が大きな自動車などの振動で振動することで、ヒビが塗装に入ることも考えられます。
ヒビは水漏れになることも、耐用年数よりも前に外壁工事が必要になるパターンです。
まとめ
外壁工事はまだまだ必要ないと考えるとしても、塗装を施した外壁はいつかは劣化するもの、塗り替え目安として把握しておくべきなのは10年あたりです。
耐用年数はどの塗料でも一律ではなく、前に使った塗料の種類でも変わってきます。
